「水野隆徳」氏「田中ケース」を語る。~ 沼津水野塾 2013年7月 ~

  サンデープロジェクト(テレビ朝日系列 ~ 2010年まで日曜日午前放送)のコメンテータとして活躍された
「水野隆徳」氏が開催される「沼津水野塾」第12期第2回例会(2013年7月19日)に、弊社が紹介される
と共に、「堪忍の心」と「知恵の経営」報告書の取組が講演の中で教材として用いられました。

講演内容(再生ボタンを押して下さい。)

なお、水野氏の許諾を得て、弊社に関係のある講演箇所を抜粋しています。

講義 CD1 2. 講義「古き教えを生かす-1」(抜粋) by 水野隆徳
講演要旨

「日本経済新聞」に連載された「古き教えを生かす」企業の実地調査として弊社を選択

「日経新聞に連載された記事に基づいて会社の内容を知りたい。どんな経営をしているか知りたい。その上で塾生に説明したい。と申し出たところアポイントが無いにも関わらず親切に対応してもらった。」

弊社の「堪忍」の木額の見学

「堪忍の木額の実物を写真撮影した。」

弊社の創業・沿革の説明

「関東大震災の年(1923年)に創業。時計及び時計のケースを製造販売。
(HPの内容に準ずる説明。)」

弊社商品のラインナップの説明

「宝飾用ケース、磁器用ギフトケース、化粧箱、アルミケース、貼箱などオーダーメイド製造販売。
(HPの内容に準ずる説明。)」

創業の心「堪忍」について

「創業時の堪忍の看板が大事に保管してある。」

京都本店制の考察

「経営の資源を京都に集中させる”京都本店(ほんだな)制”の流れをくむ商家は堪忍の看板を掲げていた。自分たちが納得いく商品だけを販売するという姿勢を示している。
(HPの内容に準ずる説明。)」

大阪経済に比べて京都経済の優位性があるのはなぜか?大阪経済の地盤沈下と本店の関係

「大阪の地盤沈下は、有力な企業が本店を東京に移していることが大きい。薬品、製薬会社は、大阪に本店がある場合が多い。したがって製薬業界の拠点として大阪が存在し、力がある 。かたや、京都は、大企業も本店を京都に置く優良企業が多い。」

「知恵の経営」実践モデル企業としての「強み」を生かした経営

「知的資産など財務諸表に現れない目に見えにくい経営資源が強い企業は、これからも存続するであろう。かつ、時代と共に革新できる企業と考える。成長力のある企業と考える。
企業は、この強みをはっきり認識する。さらにそれを活用していく。また、新しい強みを作っていく。そのような経営努力が必要である。」

「営業」の対応は、財務諸表に現れない大事な資産

「アポイント無しで訪問したにも関わらず、営業担当者は、(一見の水野氏の訪問の内容を聞き取った上で)社長を呼び、役員を、すぐに駆けつけさせた。このような対応は、財産である。」

「石門心学」について~「石田梅岩」と「手島堵庵」~

「石田梅岩は石門心学の開祖である。石門心学から堪忍の考えが発祥した。石田梅岩の一番弟子である手島堵庵が開いた五楽舎(現在は跡地に石碑がある。なお、講演中の”さんらくしゃ”発音は間違い。 五楽舎”ごらくしゃ”が正しい。)のあった場所は、田中ケースの本社に面した通りの向いにある。
親切な対応な対応をしてもらった。田中ケースという企業の心が現れている。」

「心学校舎」と「明倫舎」

「明倫小学校の跡地に明倫舎があった。明倫とは人倫を明らかにするという意味。現在は、京都芸術センターとなっている。ここで、石門心学が教えられた。」

元禄二年創業 麩製造販売店について

「材料にこだわり、時代の変化と共に麩を発展させ、伝統の味わい、時代と共に麩の製法を変えた。麩の生業から離れない。
これらの企業は、本業にこだわる。時代と共に変化する。これが中小企業が生き残る道である。伝統と革新が必要である。このようなことが京都企業の強みである。」

弊社を含め上から下まで組織の風通しのよい企業は、優良企業

「営業が、日経新聞に連載されていることを知っている。その件で調査していることを分かると社長や上司に連絡している。社長がすぐに対応している。企業として上から下まで、下から上まで情報共有できている、意思疎通できている、ということから立派な会社と判断した。」